世界に一つだけの印鑑

印鑑の本来の形:手書き文字の印鑑

はんこは価格だけで選ばないで下さい。
家電製品とは違い、1本1本違います。

この度は弊店に御来店いただき誠にありがとうございます。
わたくしはWEBマスターの井ノ口でございます。よろしくお願い致します。

このページでは弊店のはんこに対する思い入れとこだわりを是非お聞きいただきたいのです。
ハンコには『手彫り』と『手仕上げ』『機械彫り』がございます。
しかしながら、一口に手彫りや手仕上げ彫刻、機械彫りといっても実にさまざまでその基準はお店ごとの判断に任されていました。
手彫りと手彫り仕上げも似たようなものに見えますが作業工程などお店によりかなり異なります。
また今までこの基準があいまいなため少なからずトラブルもあったようです。
(手彫りと思って作ったのに手彫りではなかったなど)特に手仕上げ彫刻など代表例です。
日本語としてこれほど意味の広いものはないと思います。

機械彫りの工程が
【字入れ作業】ハンコ屋用出来合いフォントの並び替え若干修正で作成
【荒彫り作業】機械彫刻
【仕上げ作業】なし
とするなら

①【手仕上げとはいえない手彫り仕上げ印鑑】

印鑑の外枠線を手作業で円の外側をサッと削り枠を細く整える作業。
その他はなしの手仕上げ彫刻印鑑。(5秒で手仕上げ完了)

②【よくある手彫り仕上げ表記印鑑】

印鑑の外枠線を仕上げ刀で内側から削って整える。
(接点が多いので何度も進んで止めてを繰り返しながら作業するので技術と時間が要ります。)
その他は作業無しの手仕上げ彫刻印鑑

③【割とよくできた手仕上げ印鑑】【合格点】<

印鑑の外枠線を仕上げ刀で手作業で内側から削って整え、文字についても仕上げ刀で線に勢いを出し、 がたがたの線を整える作業をした手仕上げ彫刻印鑑。

④【見た目にも手彫り仕上げらしい印鑑】【合格点】

印面を平らに調整したあと、印鑑の外枠線を仕上げ刀で手作業で内側から削って整え、 文字についても仕上げ刀で線に勢いを出しがたがたの線を整える作業をし、印面の底の部分も機械荒彫り独特の彫り残しをさらえた手仕上げ彫刻印鑑。

例外【これはひどい!だましのような手彫り仕上げ印鑑】
印鑑の印面の底だけ印刀でがたがたし、その他の仕上げはいっさい無し。
見た目だけいかにも手彫りのようにした印鑑。この作業自体、機能的にまったく意味はありません。
当店では手仕上げ風機械彫り印鑑と呼んでいます。

⑤【全日本印章業組合連合会が公正取引委員会と協議の上、定められた厳しい印章彫刻方法の基準に適合した手彫り仕上げ印鑑】【合格点】

①から④の手仕上げ印鑑は【字入れ作業】にハンコ屋用出来合いフォントの並び替えで作成してありますので結局のところ、 いかにも機械的な同じような印鑑ができてまいります。(厳密にゆうと③や④は文字を印刀で修正しているため一概にはいえませんが。)

そこで当店では『印章字林』というハンコ屋さんのハンコ文字の辞書を引きながら一文字ずつ紙に手書きで印稿を書き入れていきます。 その後、機械で荒彫りし④の仕上げ工程すべて行っております。このため手作りの風合いがあり、印影も鮮明で味わい深い文字になっております。

全国でもっとも大きなハンコ屋の組合、全日本印章業協同組合連合会では公正取引委員会と協議の上 『手彫り』『手仕上げ彫刻』『機械彫り』の明確な基準を設けました。
当店では、全日本印章業組合連合会が公正取引委員会と協議の上定められた厳しい印章彫刻方法の基準 【手彫り彫刻印鑑】【手仕上げ彫刻印鑑】【機械彫り彫刻印鑑】の中で、
【手仕上げ彫刻印鑑】の基準をすべて満たしております。

当店の実印銀行印会社用印鑑は良くできた手彫り仕上げ印です。
しかもこだわりの点である文字入れについては、文字の推敲にかなりの時間をかけ、納得いくまで手作業で行っております。


たとえば同じ5000円の価格のハンコがあった場合でも
5分で作ったものと1時間かけて作ったものとでは、彫り上がり具合はもちろんのこと、やはり気持ちのこもり具合が違うというものですね。 お聞きいただきました違いがそれぞれのハンコにあることが少しでもおくみ取りいただければ幸いに存じます。

印鑑WEBマスターの熱い熱い宣伝でした。

印鑑の一般的な作成方法と当店の印鑑の作成方法の違い